神功皇后となった武の女神・聖母神、オキナガタラシヒメノミコト

オキナガタラシヒメノミコトに関係する事柄
オキナガタラシヒメは、武の女神、聖母神。夫である仲哀天皇が亡くなった後、住吉三神の力を借り、自ら兵を率いて朝鮮半島に遠征、新羅という国を平定した。この武勇伝から「武の女神」とされる。
この遠征の途中、オキナガタラシヒメは出産しそうになった。しかし、神のお告げ通り腰に2つ石を巻きつけ出産を遅らせたという。その子は帰国後に無事生まれ、後に応神天皇となった。神の子とされる天皇を生み育てたことから、聖母神ともされる。つまり、武の女神と聖母という二面性をもっているのだ。
仲哀天皇の皇后で、神功皇后とも呼ばれるが、実在は疑わしく、伝説上の皇后とされている。
オキナガタラシヒメノミコトの別名
神功皇后
オキナガタラシヒメノミコトの司る事柄
安産・子育て、厄除け、家内安全など
オキナガタラシヒメノミコトを祀る神殿
香椎宮(福岡県)
住吉大社(大阪府)
オキナガタラシヒメノミコトの逸話
鎮懐石の伝承
オキナガタラシヒメノミコトと関係の深い神様
住吉三神
誉田別尊