神武天皇を助けた金属・武器の神、カナヤマヒコノミコト

カナヤマヒコノミコトに関係する事柄
鉱石や鉱山から、鍛冶、武器づくりまで、金属全般を司る。イザナミが火の神カグツチを生んだ時、苦しんで吐いた泥から生まれたとされる。
カナヤマヒコは、「神武東征」での活躍で有名だ。カムヤマトイワレビコ(神武天皇)が苦戦していたとき、金色のトビを送った。 このトビが輝いて敵の目をくらまし、おかげで天皇軍が勝ったという。
岐阜県垂井町の南宮大社は、カナヤマヒコをまつる神社の総本社だ。
この地方は、昔から金属業が盛んだった。金色のトビの話は、この神をまつる地元の人々が、優れた武器を天皇に差出し、大和平定に協力したことを表すともかんがえられている。
カナヤマヒコノミコトの別名
金山大明神
カナヤマヒコノミコトの司る事柄
鉱山・金属工業守護、商売繁盛、開運招福、厄除けなど
カナヤマヒコノミコトを祀る神殿
南宮大社(岐阜県)
黄金山神社(宮城県)
カナヤマヒコノミコトの逸話
神武東征
カナヤマヒコノミコトと関係の深い神様
神倭伊波礼昆古命