あらゆる災いを支配する穢れの神、オオマガツヒノカミ

オオマガツヒノカミに関係する事柄
オオマガツヒは名前の「禍津」が凶を表すように、あらゆる災いを支配する。黄泉の国から戻ったイザナギが、洗い落とした穢れから生まれた。この時同じ災いの神のヤソマガツヒも生まれた。昔から、穢れは不幸のものと考えられてきた。その穢れから生まれたオオマガツヒは、まさに不吉の象徴なのだ、
この神は、祭で神にささげる言葉を間違えると、災いを起こすという。そのため、間違わずにまつれば、反対に災いを防ぐ守り神になる。
また、オオマガツヒとヤソマガツヒの後、カムナオヒとオオナオヒが生まれた。こちらは災いの反対の吉を表し、清浄や平安を象徴している。
オオマガツヒノカミの別名
瀬織津姫神
オオマガツヒノカミの司る事柄
厄除け、招福
オオマガツヒノカミを祀る神殿
瀬織津姫神社(石川県)
小野神社(東京都)
オオマガツヒノカミの逸話
神生み
オオマガツヒノカミと関係の深い神様
ヤソマガツヒ
カムナオヒ
オオナオヒ