オオクニヌシの国造りを助けた小さな神、スクナヒコナノミコト

スクナヒコナノミコトに関係する事柄
オオクニヌシとともに地上の「国づくり」を進めた小さな神。「少」とは「小さい」という意味だ。
スクナヒコナは蛾の皮のコートを羽織り、小舟に乗って海の彼方の常世の国から出雲国のオオクニヌシのもとへやってきた。そして親神のカミムスビの義兄弟となりくにづくりを助けるように命じられた。
スクナヒコナは、オオクニヌシと各地を周り、川や農地を開発して農業を教え、医療などを広めた。そのため、農業や医療の神とされる。
そうして、小さくても元気いっぱいにオオクニヌシを助けた。しかし、国づくりの完成直前、粟の茎にはじかれて常世の国へ帰ってしまった。
スクナヒコナノミコトの別名
少名毘古那神
スクナヒコナノミコトの司る事柄
疫病除け、国土安穏、産業開発、縁結び、漁業・公開守護など
スクナヒコナノミコトを祀る神殿
少彦名神社(大阪府)
酒列磯崎神社(茨城県)
スクナヒコナノミコトの逸話
国づくり、一寸法師
スクナヒコナノミコトと関係の深い神様
大国主命