応神天皇として日本の政治・文化の基礎をつくった神、ホンダワケノミコト

ホンダワケノミコトに関係する事柄
「八幡様」として親しまれている文武の神。オキナガタラシヒメの子で、のちに応神天皇となった。神社ではホンダワケという名前で祀られるが多い。
ホンダワケは歴史上、実在した最初の天皇だとする説もある。天皇を務めていた4世紀末、東国平定や朝鮮半島への進出などによって大和朝廷は大きく発展した。ホンダワケは、中国の文化を積極的に取り入れ、日本文化の基礎を築いたとされる。
のちにホンダワケは、八幡神として祀られ、鎌倉幕府を開いた源氏が守り神とした。鎌倉時代、中国大陸を支配する元という国の軍勢が日本へ攻めてきた時、暴風雨が起きて元軍の200もの船が沈んだ。これは八幡神がおこした「神風」とされ、武神としての名が高まった。
ホンダワケノミコトの別名
応神天皇、八幡神
ホンダワケノミコトの司る事柄
国家鎮護、教育・縁結び、悪病除けなど
ホンダワケノミコトを祀る神殿
宇佐神宮(大分県)
ホンダワケノミコトの逸話
東国平定、朝鮮半島への進出
ホンダワケノミコトと関係の深い神様
息長足姫命