桃太郎伝説のモデルとされる軍神、キビツヒコノミコト

に関係する事柄
ヤマトトトヒモモソヒメの弟で、昔話「桃太郎」のモデルとされる軍神。名前は吉備国を収める将軍として派遣されたことにちなむ。
吉備国に、外国からやってきたウラという鬼が住み着いていた。ウラは、鬼ノ城山の鬼ノ城を拠点に暴れまくって人々を怖がらせていた。キビツヒコは、激しい戦いの末にウラを退治したという。この伝説が「桃太郎」の原型になったと考えられている。
また、吉備国を平定した後、キビツヒコは吉備の中山という山の麓に御殿として「茅葺宮」を建てた。そこで政治を行い、281歳まで生きたと伝わる。とても長生きしたことから、キビツヒコは延命長寿の神ともされている。
キビツヒコノミコトの別名
大吉備津彦命
キビツヒコノミコトの司る事柄
産業興隆、延命長寿、家内安全、厄除け、子育で守護など
キビツヒコノミコトを祀る神殿
吉備津神社(岡山県)
吉備津彦神社(岡山県)
キビツヒコノミコトの逸話
桃太郎伝説
キビツヒコノミコトと関係の深い神様
倭迹迹日百襲姫命