大災害をもたらす風の男神と女神、アメノミハシラノミコト・クニノミハシラノミコト

アメノミハシラノミコト・クニノミハシラノミコトに関係する事柄
男女一対の風の神。男神のアメノミハシラはシナツヒコ、女神のクニノミハシラはシナツヒメとも呼ばれ、イザナギとイザナミの「神生み」で生まれたとされる。
名前の「柱」は高く渦巻く竜巻を表したものだ。凄まじい風と雨で家々や田畑を壊し、荒波を起こして船を沈め、人の命を奪う。そんな恐ろしい暴風雨を、昔の人は怒った神のたたりだと考えた。
しかし、恐ろしい風の神も、大切にまつると人々の味方になる。天災や悪い病気を防ぎ、豊作をもたらしてくれるのだ。
アメノミハシラノミコト・クニノミハシラノミコトの別名
志那都比古神・志那都比売神
アメノミハシラノミコト・クニノミハシラノミコトの司る事柄
航空。海上安全、五穀豊穣、豊漁、悪疫退散、縁結びなど
アメノミハシラノミコト・クニノミハシラノミコトを祀る神殿
龍田神社(奈良県)
伊勢神宮内宮・風日祈宮(三重県)
アメノミハシラノミコト・クニノミハシラノミコトの逸話
神生み
アメノミハシラノミコト・クニノミハシラノミコトと関係の深い神様
伊邪那美命
伊邪那岐命