海も司る日本の山の神の代表、オオヤマヅミノカミ

オオヤマヅミノカミに関係する事柄
「大山」とは高く美しい山のことで、オオヤマヅミとは、偉大な山の神霊という意味だ。その名の通り、山の神々のまとめ役をつとめる。
その一方で、山には雨水をため、川から海へ流す働きがあることから、海の神ともされる。山と海両方を司っているのだ。
オオヤマツミの名は、瀬戸内海にある大三島の大山祇神社にまつられたことで広く知られるようになった。大三島は、古くから海上交通の重要な拠点だったため、航海の守り神として信仰を集めた。戦国時代には水軍や武将から武神としても崇められた。
オオヤマヅミノカミの別名
大山積神、酒解神
オオヤマヅミノカミの司る事柄
農業・山林・鉱山業、漁業・航海守護、商工業発展、安産、厄除けなど
オオヤマヅミノカミを祀る神殿
大山祇神社(愛媛県)
オオヤマヅミノカミの逸話
神生み、酒造の起源
オオヤマヅミノカミと関係の深い神様
鹿屋野姫神
邇邇芸命
木之花咲耶姫