陶器業と農業を守る土の女神、ハニヤマヒメノミコト

ハニヤマヒメノミコトに関係する事柄
火の神カグツチを生んだあと、イザナミの大便から生まれた土の女神。カグツチを鎮めるために生んだことから、鎮火の神ともされる。名の「埴」は赤土の粘土を表す。古代、この粘土から、神聖な陶器や埴輪などが作られた。そのため、陶器の神ともされる。
カグツチと結婚して食物の神ワクムスビを生んだ。そのため、田畑の土に力を与え、豊作をもたらす神ともされている。
ハニヤマヒメノミコトの別名
埴安神
ハニヤマヒメノミコトの司る事柄
田畑開墾、陶磁器業守護、子宝・安産など
ハニヤマヒメノミコトを祀る神殿
榛名神社(群馬県)
大井神社(静岡県)
ハニヤマヒメノミコトの逸話
神生み
ハニヤマヒメノミコトと関係の深い神様
加具土命
稚産霊神