神武天皇を導いた3本足のカラス、ヤタガラス

ヤタガラスに関係する事柄
「神武東征」で、カムヤマトイワレビコえお案内した導きの神。タカムスビの使いとして天から降り、天皇軍を熊野から大和へ案内した。ヤタガラスのおかげで、天皇は危険な目にあわずに、土地の神々を従わせることができたできたという。
この神話のヤタガラスは太陽神アマテラスの使いともされている。日本では昔から、夜明けに大きな声で鳴くカラスは太陽神の使いだと考えられてきた。そこに、3本足のカラスを太陽神の化身とする中国の考えが合わさり、3本足のヤタガラスが生まれたと考えられている。
また、海から熊野に降り立った熊野神を道案内したことか、熊野神の使いとしても有名だ。
ヤタガラスの別名
先導神
ヤタガラスの司る事柄
五穀豊穣、厄除け、開運勝利
ヤタガラスを祀る神殿
熊野三社(和歌山県)
八咫烏神社(奈良県)
ヤタガラスの逸話
神武東征
ヤタガラスと関係の深い神様
神倭伊波礼毘古命
熊野神