雷神を操る京都の守護神、カモワケイカヅチノカミ

カモワケイカヅチノカミに関係する事柄
京都の賀茂別雷神社の祭神として有名な雷除けの神。名の「別雷」は「雷を分ける」という意味で、雷神の上にたってこれを操るという。
約1450年前、日本中で天気が乱れて不作になり、人々の生活が苦しくなった。天皇が占わせると、カモワケイカヅチのたたりだとわかった。そこで盛大に祀ったところ、天気の乱れがおさまり、豊作になったという。これが、京都の葵祭の始まりとされる。
それ以来、雨乞いや治水、農業の神として信仰を集めた。その後、桓武天皇が平安京に都を移し、この神を京都の守り神とした。そのため、朝廷からあつく信仰され、日本全土の守り神となった。
カモワケイカヅチノカミの別名
加茂大神
カモワケイカヅチノカミの司る事柄
厄除け・開運、祈雨、河川、農産業など
カモワケイカヅチノカミを祀る神殿
賀茂別雷神社(京都府)
賀茂神社(栃木県)
カモワケイカヅチノカミの逸話
平安京の守り神
カモワケイカヅチノカミと関係の深い神様
大山咋神
玉依比売命