神産み後に「死の国」の支配者に変身した女神、イザナミノミコト

イザナミノミコトに関係する事柄
イザナギと結婚して国土と神々を生んだ女神。イザナギとの間に山の神オオヤマヅミ、食べ物の神ウケモチなど多くの神々を生んだ。
ところが、火の神カグツチを生んだときに大火傷をして倒れ、水の神ミズハノメなどを生んで死んでしまう。こうして、国土や様々な自然の神を生み出したことから、大地の母神とされる。
死後、美しかったイザナミの姿は醜くなり、黄泉の国(死者の国)を支配する黄泉大神(よもつおおかみ)となった。その姿を見て逃げ出したイザナギに、毎日1000人ずつ殺すと告げて離婚し、死を司る神となったのだ。
イザナミノミコトの別名
お多賀さま
イザナミノミコトの司る事柄
縁結び、夫婦円満、産業繁栄、商売繁盛など
イザナミノミコトを祀る神殿
多賀大社(滋賀県)
花窟神社(三重県)
イザナミノミコトの逸話
神産み、黄泉平坂
イザナミノミコトと関係の深い神様
伊邪那岐命
天照大神
月読命
須佐乃男命