いちばんはじめに天上界に現れた最高神、アメノミナカヌシノカミ

アメノミナカヌシノカミに関係する事柄
天地が分かれて世界がはじまったとき、最初に現れた神。名前の「天(あめ)」は宇宙、「御中(みなか)」は中心、「主神(ぬしのかみ)」は最高神を意味する。つまり、宇宙の中心にいる最高神なのだ。
この神について、神話では「現れてすぐに姿を隠した」としか書かれていない。そのため、その正体について様々な説があるが、日本の神々の頂点に立つ全知全能の神とされている。
また、14世紀中頃から、仏教の妙見菩薩(妙見さま)として広くまつられるようになった。アメノミナカヌシノカミが「宇宙の中心にいる」ことから、北極星の化身である妙見菩薩と結びついたと考えられている。
アメノミナカヌシノカミの別名
妙見菩薩
アメノミナカヌシノカミの司る事柄
安産・長寿・開運招福・学業上達など
アメノミナカヌシノカミを祀る神殿
秩父神社(埼玉県)
水天宮(福岡県)
アメノミナカヌシノカミの逸話
天地開闢
アメノミナカヌシノカミと関係の深い神様
高御産巣日神
神産巣日神