ものを生み出す霊力をもつ神 タカミムスビノカミ

タカミムスビノカミに関係する事柄
アメノミナカノヌシに続いて、高天原に現れた神。
名前のムスビは、ものを生み出す霊力を表し、カミムスビとともに天地を形づくった。また、名前の「タカ」は天という意味で、天上界の創造を担当したと考えられている。
この神は高木神(たかきのかみ)という別名で神話にたびたび登場する。そこでは、高天原の最高司令官として、「天孫降臨」や「新武東制」など、大和朝廷の日本統一を助けた。そのため、宮中祭祀とよばれる天皇家の儀式で、今でも重要な神としてまつられている。
タカミムスビノカミの別名
高木神
タカミムスビノカミの司る事柄
所願成就、厄除け、開運招福、縁結びなど
タカミムスビノカミの祀る神殿
安達太良神社(福島県)
東京大神宮(東京都)
タカミムスビノカミの逸話
天地開闢
天孫降臨
タカミムスビノカミの関係の深い神様
天乃御中主神
神産巣日神