永遠不変の高天原の守護神、アメノトコタチノカミ

アメノトコタチノカミに関係する事柄
名前は「天にいつもいる」という意味。高天原が永遠に続くことを表す神であり、高天原の守り神とされている。
「造化三神」が現れたころ、世界は生まれたばかりで、天と地はまだかたまっていなかった。そこに現れたのが、アメノトコタチである。神話では、天と地の間に、「葦という植物が芽を出すように現れた」とえがかれている。これは、大地から芽生える植物の豊かな生命力を表す考えとされている。
アメノトコタチは、不安定だった天上界をいつまでも変わらずに続くようにしっかりかためた。そうして、高天原に多くの神々が住めるようになったのである。
アメノトコタチノカミの別名
天常立尊
アメノトコタチノカミの司る事柄
産業開発、五穀豊穣など
アメノトコタチノカミを祀る神殿
出雲大社(島根県)
駒形神社(岩手県)
アメノトコタチノカミの逸話
天地開闢
アメノトコタチノカミと関係の深い神様
天乃御中主神
国乃常立神
created by Rinker
¥888
(2023/06/03 09:52:06時点 Amazon調べ-詳細)