イザナミと結婚して国土と神々を生んだ男神、イザナギノミコト

イザナギノミコトに関係する事柄
高天原の「神世七代」の最後に、女神イザナミと対で現れた神。高天原の神々から命じられ、イザナミと一緒に地上界の国造りを行った。
イザナギとイザナミは、まず淤能碁呂島(おのごろじま)をつくって地上界に降り立った。そこで結婚し、2神で日本の島々を生み出した。続いて、家や自然、生活をつかさどる神々をたくさん生んだ。イザナギとイザナミは、日本神話のはじめに出てくる夫婦神であり、男女が結ばれて子を産んだことから、結婚や人間の起源の神とされている。
イザナミの死後、黄泉の国(死者の国)からもどったイザナギが海水で禊をすると、アマテラス、ツキヨミ、スサノオの三貴子が生まれた。
イザナギノミコトの別名
伊弉諾尊、お多賀さま
イザナギミコトの司る事柄
縁結び、夫婦円満、産業繁栄、商売繁盛
イザナギミコトを祀る神殿
多賀大社(滋賀県)
伊弉諾神宮(兵庫県)
イザナギノミコトの逸話
神産み
イザナギノミコトに関係の深い神様
伊邪那美命
天照大神