月を司る善悪不明瞭な天使【カスピエル】

月の守護者「カスピエル」とは
カスピエルは特殊な出典である。天使とも堕天使とも言われ、その正体は詳しくは判明していない。
カスピエルの名前には「神に閉じ込められた者」という意味があるため、このような判断をせざるを得ないとされた。
書籍「ラジエルの書」にも月界の天使としてカスピエルの名前が出現する。カスピエルは展開にある宮殿の門番も務めるとされている。
カスピエルが堕天使とも呼ばれる理由として、出典元が「悪魔学」によるものが影響している。天使なのか、堕天使なのか、その判断は我々人間には判断できない存在であると言える。
カスピエル(Caspiel)は、鬼神学の伝統におけるデーモンもしくは天使である。その名は「神に閉じ込められた」を意味し、月を司る。
ラッド博士の『天使魔術論』ではソロモン王の使役した善霊・悪霊のひとつに挙げられており、「南方を支配する偉大な皇帝」とされ、200人の大公爵と400人の小公爵を従えているとされる[1]。15世紀のドイツの聖職者トリテミウスの文献『秘密書法』に記載された精霊のひとつでもあり、昼と南を司るという。このように、よく南に関連づけられる精霊である。
ヘブライ語の『第三エノク書』に現れる天使カフシエル(Qafsiel)はカスピエル(Qaspiel)とも呼ばれ、メルカバーの幻視に至る途上の天上の第七の宮殿の門番のひとりである[2]。この天使は『天使ラジエルの書』にも月界の天使として記載されている。
Wikipediaより引用
カスピエルの出典元
ユダヤ教、悪魔学、ラジエルの書
カスピエルが司る事柄
月、月齢