人間の色欲や情欲をあやつる堕天使【アスモデウス】

アスモデウスとは
名前の意味は「破壊者」という恐ろしい堕天使アスモデウス。ソロモンに仕えた72人の悪魔(ソロモン72柱)のひとりである。もともとは天使だったが、堕落して天界から追放され、堕天使になったとされる。
その姿は、ドラゴンにまたがり、人間と雄牛と牡羊の3つの顔をもつ。さらに、蛇の尾やガチョウのような足をしており、口からは火炎を吐き出すこともできる。
アスモデウスは人間の情欲や嫉妬などの感情をあやつることができる。夫婦の仲を悪くしたり、女性の心を支配して悪い方へ導くことを好むという。アスモデウスがある女性にとりつき、彼女の夫を次々と殺したという話も残されている。
アスモデウスの別名
アーシェマ、アシュメダイなど
アスモデウスの出典元
キリスト教、ユダヤ教
アスモデウスが司る事柄
人間の情欲や嫉妬をあやつり、夫婦仲を悪くしたり、心を支配したりする