孔雀の羽根を生やしたラバ男【アドラメレク】

アドラメレクとは
アドラメレクはキリスト教、ユダヤ教の堕天使である。ラバの頭と人間のような胴体をもち、背中には孔雀のような派手な羽根を生やしている。上級悪魔たちが集う会議の議長を務めており、地獄でも大きな権力をもっている。また、もともとは天使であり、天界にいた頃は座天使であった。
アドラメレクは幾何学や天文学を得意としており、召喚者にその知識を与えてくれるという。さらに、契約したものが罪を犯したときは、姿を鳥に変えて逃げる手助けをしてくれるという。しかし、アドラメレクと契約するには生贄が必要で、モロクのように子供の生贄を要求してくる。
アドラメレクの羽根の模様は、全てを見通す事ができる「目」といわれる。この目を背中に飾り、天界の様子を見ているのだという。
アドラメレクの別名
アドラマリク
アドラメレクの出典元
キリスト教、ユダヤ教
アドラメレクが司る事柄
上級悪魔会議の議長などを務める