人間に取りつき、悪さを働くゾロアスター教の邪神【アカ・マナフ】

アカ・マナフとは
アカ・マナフは、ゾロアスター教の魔王アンラ・マンユに仕える邪神のひとりで、名前はアヴェスター語で「悪い考え」を意味する。魔王アンラ・マンユが管理する「ダエーワ」とい悪魔の軍団に所属しており、「善い考え」という意味をの名前をもつゾロアスター教の天使ウォフ・マナフとは敵対関係にあるといわれている。
アカ・マナフの役割は人間に取りつき、人間の心の底に潜む悪い考えや怒りの感情をゆさぶって、悪の世界へ導くことである。取りつかれた人間は善悪の区別がつかなくなり、常に間違った判断しかできなくなるという。
また、ウォフ・マナフの行動を邪魔することを使命と考え、善い心をもった人々を混乱に落とし込もうとする。
アカ・マナフの別名
アコーマン
アカ・マナフの出典元
ゾロアスター教
アカ・マナフが司る事柄
天使ウォフ・マナフの行為を妨害し、人間に邪念を植え付ける