疫病を発生させる「蝿の王」【ベルゼブブ】

ベルゼブブとは
ベルゼブブは、キリスト教、ユダヤ教の悪魔であり、魔王サタンの次に権力をもつとされる。あらゆる悪魔を手下にもち、その実力はルシファーと肩を並べるほどといわれている。また、7つの大罪のうち「暴食」の悪魔でもある。
ベルゼブブの名前には「蝿の王」という意味があり、巨大な蝿のような姿で知られている。また、頭には王の名に相応しく王冠をかぶっている。蝿の姿の他にも、威厳のある王様の姿や巨大な仔牛、尾の長い雄の山羊など様々な姿で人間の前に現れるという。
ベルゼブブは、世界中の虫を操って作物を食い荒らしたり、死体や排泄物から疫病を発生させたりして人々を苦しめる。さらに炎を吐いたり、狼のような声で吠えるともいわれている。
ベルゼブブの別名
ベルゼバブ、ベールゼブブ
ベルゼブブの出典元
キリスト教、ユダヤ教
ベルゼブブが司る事柄
虫を操って作物を荒らす。疫病を発生させ、人を病気にさせる
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