妊婦や子供を襲う、夜の魔女【リリス】

リリスとは
リリスは「夜の魔女」とも呼ばれる女性の悪魔である。砂漠や荒野に住んでいるとされ、夜になると妊婦や子供を誘拐して襲ったりする。
元々リリスは、神によって土から創られた最初の女性で、アダムと仲が悪くなり、リリスは天界を去ったという。神は天界を去ったリリスに対し、「天界に戻らなければ、お前が生んだ子を毎日100人ずつ殺す罰を与える」と伝え、天界に戻るよう説得した。しかし、リリスはこれに従わず、そのとおりの罰を受けたといわれている。
その後、アダムの次の妻としてイヴが創られると、リリスは嫉妬から夜の悪魔となった。そして、魔王サタンやルシファーの妻にもなったという。
リリスの別名
リリト
リリスの出典元
キリスト教、ユダヤ教、イスラム教
リリスが司る事柄
夜に妊婦や子供を襲う、アダムの最初の妻といわれる。